オンタイムで聞いたり見たりする楽しみ

日本は、特に東京は次々と情報が入って、音楽やアートのイベントに触れられるでしょう。しかし、ここはチェンマイ。自分で探して見る、できればライブに行くしかないでしょう。殆ど実物や現場を見る事ができませんが、ネットで取り敢えず知る事は出来るので、ネットは無くてはならないツールとなり、様々な情報をオンタイムでゲットしています。

DOMMUNE. 先日、夫の友達の佐藤理さんが、グルーブビジョンの伊藤さんとトークをした後、ライブとDJをしました。この情報は佐藤理さんと夫からのメッセージで知りました。配信中に、夫とメッセージで状況をやり取りしました。例えば、「佐藤さんに飲み物渡してあげて」みたいな感じ。これ、数年前には出来なかったのでは無いかと今思ってますが。

DJには元スタッフ(日本で私が働いていた会社)のプリンス君がDJ。彼のDJ終わりには、Facebook等でお互いの事を確認。「DJ良かったよ」ぐらいな感じ。これも今では当たり前ですが、以前は電話で伝えるか、メールで伝える感じだったのかなぁ。余分な恥ずかしい話しを伝えなくて済むので良いですね。

そして先日、チェンマイのSriprakardで行われた大橋二郎さんのライブに行ってきました。すごく良いライブでした。二郎さんのライブを映像で撮って、その場でメッセージで夫に送ってみました。直ぐにに感想が来ました。何て便利なんでしょう!

そして本日は、私が東京で通っていたジムの筋トレのインストラクーCAPPYがテレビに出るという事で、Slingplayerでオンタイムでダイエット☆ヴィレッジという番組を見ました。これもFacebookのやり取りで得た情報で、CAPPYの出番が少ないなぁ〜とか思いながらもオンタイムで見ました。

以前「カルテット」というドラマにはまったように、毎週のオンエアーを楽しみにする事もたまにありますが、「孤独のグルメ」と「深夜食堂」があれば十分なチェンマイの夜です。

あっ、それと今は、西加奈子の本。

言葉の壁は全て文書にして解決している。特に厄介な出来事には。

我が家の隣に最近オープンしたレストラン。
夜のみの営業なのですが、とにかく流行っている。凄い人。

一昨日はおそらく近所の通報で(私はしてないというか、できない)警察が来る程溢れる車とバイク。
しかし、私は見てしまいました。
警察にそのお店の人が手土産を渡すと、警察が直ぐに帰ってしまったのです。
そして、こんな小さな事をチェックしている自分も嫌だ!
しかし、まぁ、大人とはこんなもんでしょう。

そして昨日、我が家の前には大量のバイクと車。本当に酷かった。
食事の後に吸う煙草の吸い殻やゴミはその場に捨てちゃう。毎朝の掃除もハンパ無い。
血が昇った私は、隣のオーナーに「これ、ダメでしょ!もう我慢できません!」と英語で言うも、全く通じず。でも、私の言いたい事は解ってわかっているみたいだ。明日話そうと言うではありませんか。
一晩寝て血の気も引いて、朝から英文で自分の意見を書いて、それをGoogle翻訳でタイ語に直し、更に正しいタイ語にする為に、タイ語の先生に直してもらいました。以前もやっている手紙で状況と気持ちを訴える作戦です。

日本語からタイ語にGoogle翻訳するよりも、英語からタイ語に翻訳した方が、より近いニュアンスになる事が最近わかりました。そして、タイ語の先生が訳してくれた手紙を隣のオーナーに見せました。
するとお店がオープンする前に、スタッフ全員がバリケード的な物を作ってくれました。
どんどん勝手に作りました。そして困ったことに、お隣のオーナーもスタッフもみんな優しいんです。
しばらくは様子を見て、彼等のビジネスも今同様繁盛して行くと良いなぁと思います。

 

今日はこのバリケードの中には誰も駐車していません。
良い、悪いは別として、効果があります。

 

 

ハロウィンはバーンロムサイの子供達と一緒に

チェンマイのハロウィンは全く普段と変わりません。仮装もお祭り騒ぎも無し。友達の豆腐屋・牧野夫妻と以前からバーンロムサイの子供達と一緒にやりたいね☆と話していたクッキー作りの日程が、たまたまハロウィンに決まったので、”Halloween Cookie Workshop”を行いました。手順を教えるのは牧野夫人の恵子ちゃん。この5人でワークショップを進めていきました。

まずは恵子ちゃんが材料の分量やプロセスをみんなに見せていきます。

ココア、抹茶、キヌア、きな粉、カボチャの5種類の味を作りました。卵、バター、白砂糖は不使用です。入れる材料を説明していきます。みんな凄い集中してきました。それではみんなで作っていきましょう!

牧野夫妻のサポーターのビーちゃんも頑張ってます。

こね続ける傍ら、出来上がったタネを型抜き。

そしてこれこれ!私が大好きなバーンロムサイの子供達の姿。もっと小さい子達が集まると、オムツの塊みたいで本当に可愛いんです。

さぁ、オーブンに入れましょう!

オーブンは危ないので大人の仕事。なかなか年季の入ったオーブンなので、焼き時間も慎重に計ります。

焼き上がりのチェックの時、熱い鉄板を掴むのに渡されたのが、その辺にあった誰かの着なくなったスカート。

あともう少し!

焼き上がりました!

鉄板からバットに移して熱を冷まします。

そして食べる!あっという間に食べちゃいました。参加出来なかった子供達の分は、ちゃんと残しておきました。そうしないと全部食べちゃいますから。みんなのお母さん、名取美和さんも味見に来て下さいました。

子供達の中から、一人でも「将来クッキーを作る仕事をしたい!」と思ってくれる子が出てくると嬉しいなぁ。ぼんやりでもいいから、何となくでもいいから。

 

 

ペンちゃんとの距離縮まってからのスキンヘッズ

夫は先程チェンマイ空港から東京へ帰りました。この一ヶ月の滞在中は、新しい家族のペンちゃんとの距離を縮めるという事に日々努めていました。噛んだり、暴れたりはしないのですが、子犬から飼うのとは違い、シェルターから成犬で迎えると言う事は、ペンちゃんにもそれなりの辛い過去が有る訳で、夫に対しての警戒心を常に抱いていました。今も100%ではありませんがかなり心を許したと思います。

次のチェンマイ滞在では更にペンちゃんはお腹を見せて、グイグイと近くなることでしょう。

 

昨日は我が家の窓から見える「ワット・プラタートドーイステープ」に行ってきました。長い階段はけっこうな運動でした。階段の途中には可愛いけど客引きのお仕事をしているモン族のチビッコ達。

頂上に着くと大雨に降られ、雨が止むまでしばし休憩。

私の好みのファッショナブル仏像が多々あり、良い感じ。

何気に階段はきつかった。頑張った記念に思い切り観光写真。

そしてお寺から帰って直ぐに、圭也之にバリカンで剃ってもらいました。心なしか二人の顔つきが穏やか。

すっきり、さっぱり。

いつもチェンマイで剃って、東京に居る間は伸ばしっぱなしなので、次回のチェンマイもバリカンです。

 

 

 

 

 

 

CGと映像とぬかみそワークショップ

チェンマイで借りたこの場所の1階で、ずっとやりたいと思っていた事のまず一歩を歩み始めました。チェンマイ大学でアートを専攻している生徒さん達を招いて、夫の作品を見てもらって、CGや映像の手法を少しずつ説明していく場。内容は、まず初めにCM作品、これはディレクターという仕事はどのような事をするのか?絵コンテ等も見てもらい、進行状況を説明し、作品を観てもらいました。壁にプロジェクターで投影しています。

次にミュージックビデオ。制作の細かいプロセスやスタッフの方々の担当した部分を説明します。夫の日本語の説明を、私が英語で通訳し、細かくて説明できない部分をナット(バーンロムサイの卒業生で現在チェンマイ大学で彫刻を専攻中)がタイ語で通訳します。

最後に最近夫が作っているCGの作品を見てもらいました。笑いが潜んでいる物もあり、言葉は要りません。映像の力のみ。

携帯で出来る映像の作り方を説明。この時は通訳無しで、手元を見せています。知らない事を知る。みんなの目がキラキラ光っていました。

お友達の大橋さん、花岡さん、そして圭也之とペンちゃんも映像を観ました。

この日のカメラマン、麻生さんも興味津々でたまらず仲間に入りました。

そして最近よく使っている携帯用のジンバルを披露。3万円程する機材は学生の彼等にはとても高価で手が出ないけれど、こういう機材もあるというのもこの時知ったのです。夫は18日に日本に帰国するのですが、その前に教えて欲しい事があると本日連絡がありました。小さい事かも知れませんが、私達にとっては大きな一歩です。このワークショップ、続けて行こうと思います。

またもや、弁護士さんの作ってくれた愛の垂れ幕との記念写真。「以前のぬかみそワークショップの垂れ幕が大きすぎたので、小さくして欲しい」とお願いして、小さめの垂れ幕になりました。めでたし、めでたし。

続いて、本日のぬかみそワークショップのゲストは、バンコク在住の赤嶺さんと大分からいらっしゃった玉ちゃん。バーンロムサイのスタッフ、曜子さんの紹介です。

明日バンコクに移動して、バンコクでお仕事をされている赤嶺さんはそのままバンコク、玉ちゃんは夜の便で大分に向かいます。お二人の状況に合わせて続けられるぬかみそを作りました。どうか、続けられますように!

ワンコ大好きのお二人。何度もペンちゃんにチューをしていました。

 

知らないおじさんは優しくて信用できそうだ。

夫とペンちゃんの距離は日々縮まっています。抱っこされると足を突っ張って、目を合わせるのを避けていたペンちゃんでした。暴れたり逃げたりはしませんが、しっかり気持ちを主張しています。

シェルターの職員さんが、施設から我が家に来て環境が変わった事に気がつくのに2日間、環境の変化を受け入れるのに2週間、全てを受け入れて自分らしさが出せるようになるのに2ヶ月かかると言われました。ペンちゃんが来て1ヶ月程で知らないおじさんは来た訳です。しかし、この2.3日で自分から近寄って行ったり、抱っこの時に目を合わせるようになってきました。ペンちゃんの心も夫の髪型も変化しております。帰国時にはいつものスキンヘッドになる予定です。

バーンロムサイに行くと看板猫のタラコちゃんが熟睡。ホッとします。

この日のプールサイドには、花の絨毯が出来ていました。綺麗!

今回の夫のチェンマイ滞在では、映像作品の為にお寺に行き始めました。

やっと生活が落ち着き、外に目が向き始めた我が家のチェンマイ生活です。

しかし、難解なシンボルが多すぎます。

 

 

1ヶ月半遅れの誕生日会とペンちゃんと夫の関係性

18日の月曜日、4ヶ月ぶりに夫がチェンマイ入りしました。そして我が家にはペンちゃんというワンコが先住的ポジションに居るわけで、空港に夫を迎えに行って、自宅に着くまでのワクワク感はハンパなかったです。自宅に着いて夫が「ペンちゃん、初めまして」と言うと、ウーと唸り、ちょっと吠えました。そして一週間経った今でも、「この人は何なんだ」感はグイグイ来てます。なので、毎日抱っこタイムを設けている我が家です。

そして昨日の日曜日、8月9日の圭也之の誕生日が家族3人揃って祝えなかったので、仲良し達と一緒に美味しい晩御飯とお酒でお祝いをしました。その仲良し達は、ペンちゃんの里親になる時のサポートをしてくれた仲間。思い切り飲んで、酔っ払ってペンちゃんをいじりました。とっても楽しい夜でした。

圭也之とペンちゃんの距離はどんどん縮まっていて、外出の時の車ではこんな感じ。今の状況を私から説明すると、ペンちゃんと圭也之とはもう大丈夫だけど、夫とはまだ大丈夫じゃない感じです。残り3週間の滞在で、ペンちゃんからする夫のポジションはどこまで縮まるのか!これは野性に任せましょう。

そして本日はプール。天気も空気も最高でした。幸せ。

 

ナンプレ村の友達とハンドンのほうき

犬のシェルターで里親したいと決めた時から、ずっとサポートしてくれいていた麻生さん。一緒にシェルターに行って、相性の良い子の相談もして、ペンを引き取る日も一緒でした。
プールに入っている間、ナンプレ村にある麻生さん宅にペンを預かってもらいました。すっかり甘えているペン。私も麻生さんにはすっかり甘えています。

人間も動物も、愛されてると実感する事はとても大事だと思います。

地味に続く糠味噌ワークショプ。
1名~4名の人数で行っているのですが、少人数制はとても楽しいです。
先日は、ご実家では糠味噌をやっていなかったという年代の若い二人。
ナンプレ村からバイクで来ました。たくましいです。
彼女達とはすでに知り合いなので、糠味噌以外の話でも笑いが一杯でした。
昨晩、「ぬか漬けの美味しさに感動中です!」とLINEをもらいました。嬉しいです。

今回は、皆さんシャイなので、敢えて顔が全員中途半端な写りの写真ですw

ナンプレ村の近くにハンドンというエリアがあって、そこは籐製品のお店が何軒かあります。昨日、麻生さんの家に行く前に、ほうきが欲しかったので何軒か覗いて、気に入ったのがあったのですが、ちょっと大きいなぁと思って、「もう少し小さいのありますか?2本欲しいのです」と言うと、おじさんはいきなりハサミでカットしました。ちゃんと扇型に整えることも忘れません。私は思わず「スゴイ!」と拍手してしまいました。すると2本めもジョキジョキ切って、、、何と1つ25バーツ。80円位。

 

何ともチェンマイらしい買い物でした。

 

エアコン・ご近所付き合い・猫

我が家のエアコンはチェンマイでメジャーなお店で購入し設置してもらったのですが、一番取り付けたい部屋には付けられないと2ヶ所の業者さんに一蹴されました。
最近このタウンハウスに美容整形の店舗が出来て、部屋の構造が全く同じなのにNGの部屋にクーラーが付いているではありませんか。
思いきって先日聞いてみると、美容整形の部屋も全部見せてくれて、電気店にも連絡して、部屋の広さに合った機種の容量も全て伝え、英語対応の担当者まで紹介してくれました。そして本日設置してもらいました。親切以上の対応で感動でした。

なかなか大変そうな設置作業でしたが、4名のスタッフの方々、頑張っていました。

そしてこの業者さん達は、設置後、綺麗にお掃除までして帰って行きました。これは今までに無い素晴しい姿勢であります。この会社、良いです。
本日無事に取り付けが済み、快適です。

美容整形のお店にお礼にお菓子を持っていったら、とても喜んでくれました。
英語とタイ語とで、大奮闘していますが、わかり合えました。もう一人食堂を営むご近所のママが居るのですが、英語が堪能なので、とっても頼りにしてます。
ご近所付き合い、大切ですね。

そして先日、猫が迷い込んできました。とっても可愛い子でした。この顔からすると、斜め向かいのお宅で産まれた子猫です。お母さんとそっくり。
でも、ペンの事が怖くて、逃げてしまいました。
しばらくの間、ペンは何度もこの猫が居た場所を見に行ってました。

ペンが来て10日。
圭也之はペンに触りたいけどちょっと怖いと葛藤していました。ペンはとっても良い子ですが、昨日脱走して、暴走しました。幸い歩道を走ったので良かったですが、すごいスピードでした。私も久しぶりに猛ダッシュして、「コラッ!」と叫んだらゴロンと寝て動かなくなったので、抱っこして帰宅。疲れ果てました。

しかし案ずるより産むが易し。

どんどん近くなっています。

 

糠味噌ワークショップとペンちゃん

昨日はチェンマイに長く住んでいらっしゃる方々のグループでぬかみそワークショップ。日本ではぬかづけを家で食べていたし、作っていた方もいらっしゃいました。でも、チェンマイでは出来ないと、皆さん諦めていました。懐かしい味を作ります。

チェンライの糠で、全てチェンマイで調達出来る材料で出来る糠味噌作り。
続けて行ける安心感。これはとっても大事です。
ワークショップはもう、笑いで一杯。楽しかったです。

 

一番美味しく出来るのは、調味料は目分量なんですが、慣れる迄は無理かなぁと思い、数字で分量をお伝えしてます。皆さん真剣にメモを取ったりしてくださいます。

そしてペンちゃんは、ワークショップの間、自分の場所で爆睡していて、終わった後お披露目をしたのですが、トボトボ歩いて出てきて、特に騒ぐでも飛びつくでも無し。

ペンちゃんとチェンマイでの生活は共存出来るって確信を持った日でもあります。