スゴッ!

毎日眺めてます。

使わなくなったシーツを30センチの正方形のキャンバスにして描いた絵を、額装してみました。
チェンマイの額装屋さん、綺麗に仕上げてくれて、とっても安いんです。
これを見た圭也之は「スゴッ!」と言いました。嬉しそうでした。

圭也之はダウン症の中でも言葉というか、語彙がとても少ない方で、人の話している事はほぼ理解していますが、自分からはほとんど意味のある言葉を発しません。
だから、感じても言えない事を作品の制作にぶつけているのかもと最近感じる親バカここにあり。

10月3日 完成作品

描き始めはいつもカラフル。
楽しい色をいっぱい使います。
しかし今回の作品は、進めていくごとに、どんどんダークになって行きました。

圭也之の心と頭の中に、モヤモヤの暗黒の世界があるんですね。

裏面も、妙に大人っぽい渋さが出ていて、母はちょっと驚きました。

9月24日 完成作品

新しい描写が現れました。
アクリル絵の具を思い切り使い、乾く前に筆でクルクル。
何となく懐かしい、どこかのデパートの包装紙のようだなぁと思いました。

裏面は既に縦に彫りが入っていて、凹凸のある所に様々な色を重ねていました。
ちょっと内蔵みたいな毒々しさが感じられる作品になりました。