2度目の出店・White Market

毎月最後の週の日曜日に開催されるWhite Marketに、アヌサーンスントーン聾学校の作品の展示販売に2回目の参加をしました。
前回は初めての試みという事もあり、残念な結果だったので、今回は作戦を練り直して挑みました。生徒さん3名も学校の制服を着てお手伝い。

みんなでせっせとオープンの準備をしていると、、、

お客様が一気に来た!

そしてこの大きな作品は一気に完売!
みんな(他の出店している人達も)大喜び!
何気に一体感w

お手伝いしてくれた生徒さん達も嬉しそう!
最近は彼等とラインとかやってます。

彼等のランチは、ラーメンに最高のトッピングをご馳走しました。
圭也之もみんなと一緒に!

音も最高。チェンマイらしいステージ環境。

今回のStudio 3は豆腐のうな丼でした。

3時のおやつにみんなで分け合って食べました。

2回目の参加で、確実に初回よりは良い結果が出て本当に良かった。
学校に売上金を寄付する事が出来ました。

また来月も頑張ります。
チェンマイの皆様、宜しくお願い致します。

 

ろくろ(轆轤)

しばらく授業で細かい作業が続いていて、ちょっと男子クラスは飽きていたみたいで、今日授業はいきなり「ろくろ(轆轤という漢字だそうです)」を始める事になりました。
高石先生がお手本を見せます。手の力加減とか微妙な表現を言葉で伝えられないので、出来る限り作業を見せて感じてもらっています。

そういえば、今までに1度だけ「ろくろ」を体験したのを思い出しました。最高に楽しかった1泊2日、九州の旅です。iPhoneの写真を辿ると、2010年8月21日、22日でした。

今、絶賛上映中の「形のない骨」の監督、小島淳二君の居る九州某所に
サノ☆ユタカ夫妻、プリンス夫妻、そして我が家で行ったのです。

1泊2日とは思えない内容の濃い旅で、その中の1つのイベントに「ろくろ体験」がありました。
8年前のサノ☆、プリンス、谷田、圭也之。
みんなスリムです。


さすがサノ☆。なかなか上手い感じです。
粘土と顔の色が同じ!むしろ顔の方が濃いですねw

これは我が家の作品。とっても難しかったのを覚えています。

そして、本日、男子生徒がいとも簡単に作ってしまう所を見ました。

何で!すごいよ君!


力仕事だからって、上半身はだかで挑む君。

参りました。

嵐の点描画

アヌンサーンスントーン聾学校では、生徒さん達が陶芸作品を作っている間、娘の圭也之は点描画をクレヨンやクレパスで描いています。
題材は大好きな嵐。
見本にする写真からデッサンを私が描いて、その写真を見ながら圭也之が点描をしていきます。
第一作はこんな感じで進んで行きました。


そして問題の④
何が問題かというと、圭也之以外の人が手を加えすぎて、嵐のメンバーがみんなポッチャリしてしまって、何だか田舎のロックグループみたいになってしまいました。

気を取り直して、新作に取り組みます。

そして、本日からの新作。
また嵐です。
デッサンは私ですが、点描画は圭也之が全て描く方向で。
親バカですみませんが、良い感じです。

私も新作を描いています。
もちろん嵐が題材で。
既にヤンキー風になる予感がしますが、何とか仕上げます。コレが大事。

授業中は点描画と生徒さん達の陶芸制作の間を行ったり来たりしています。
先生のサポートも少しですが出来てきました。
生徒さん達ともだんだんと言葉では無くて、心が通じ合い始めて来ています。
今日の風景。とっても楽しい時間。

今作っている作品。
完成が楽しみです。

アヌサーンスントーン聾学校に通ってしまう魅力

週に数回は通っている聾学校。
ボランティアをしつつ、陶芸と点描画を圭也之と一緒に学んでいます。
高石先生という日本人の先生の授業です。

生徒のみんなが手話で言っているタイ語は
感覚的に理解出来るようになってきました。
私は日本語と英語とほんの少しのタイ語をイメージして
独自に身体と唇で表現すると
だいたい解ってくれる。
それでも、単純な言葉のやり取りです。

先日、初めて会った高学年の男の子が、日本の国旗を書いて私に見せて
(タイ語で日本の事を「イップン」と言うのですが)
何度もチャレンジするも、ちゃんと発音できてなくて
お互いの喉を触りながら練習したら、発音出来るようになりました。
初対面の、しかも思春期の男子と喉を触り合う事など
今までありませんから
頑張りましたwww

細かい表現には、タイ語が読める子にGoogle翻訳を使って携帯を見せる。タイ語が読める子が手話で伝えてくれます。
タイ語が読めない子も多いのが現実。
すると伝言ゲームみたいに伝え合ってくれて
みんな何となく解り合えてる瞬間が来ます。

圭也之にも良い距離間で程度に近づいてくる。
そして触れ合う。
何故なら、聞こえないから
振り向いて欲しい時、相手に触らないと通じないから。

授業中はとっても静か。誰も喋らないから。

本当に良い場所に導いてもらえたと思ってます。

初めてタイのネットショッピングを使ってみました。

ずっと欲しかったホットプレート。
色んな店を見て回りましたが、何処も同じ様な、日本では考えられないデザインのものばかり。
日本は100v、タイは220v、変圧器を使ってまで日本の家電を使うのは
以前日本から持って来た調理家電が変圧器と共にぶっ飛んだ経験もあり控えたいと思ってました。
そこで、タイのネットショップを使ってみました。

おっ!そこそこ良い感じのありました。プレートが表はギザギザ焼き肉用と裏はフラット焼きそばやお好み焼き用の2in 1。
ポチッとオーダーしました。

そして来ました。

違う物。
これ、一番欲しくなかった、焼き部分のプレートが焼き肉専用の物で焼きそばとかお好み焼きが出来ないタイプ。
なんでコレが来たのか、、、

速攻返品。手続は簡単でした。
ネットで返品の手続をすると番号が来て、その番号と商品を持って、セブンイレブンや郵便局で返品の手続完了です。

結局本日、デザインよりも焼きそば、お好み焼き、焼き肉等が作りやすいホットプレートを買いました。

何故そんなにホットプレートが欲しかったかというと
圭也之がお料理できる機材だったからです。

今日は圭也之が焼きそばを作りました。

 

軽く遊ぶつもりが真剣に、、、、

アヌサーンスントーン聾学校はこの数ヶ月、圭也之と私が陶芸を楽しみに通っている場所です。初めて行った時は夏休みの最初の日で、全寮制のこの学校の生徒が自宅へ戻る日で、生徒さん達が校内に沢山いました。
ダウン症、自閉症の子も居て
教室には生徒達の作品が並び
その雰囲気が娘の小、中、高と通った日本の特別支援学校にとても似ていて
何とも懐かしく、居心地が良い場所と感じたのです。

生徒達が居ない夏休み、陶芸を教えている高石先生の元、基礎から簡単な物を作る事を教えて頂きました。猛暑の中、週2.3回は通っていて、その後バーンロムサイのプールに入りに行くという何とも贅沢な日々を続けていました。

作品創りに没頭していると、ある活動を思いつきました。
それを高石先生と私の考えをまとめて
これから展開していくことになりました。
先生の息子さんの祐太朗君や彼のお友達
アヌサーンスントーン聾学校もバックアップ体制で臨んでいきます。

今まで殆ど自分1人で活動をしていたので
少し視野が広がった感じがしています。
今は準備段階で
形になるのは7月末です。

良い風が吹きますように!

陶芸・市場・財団の活動

蚊取り線香の香炉作り。
初めて先生の手を借りずに、一から圭也之と作り
それを友達の麻生さんにプレゼントするという事をしました。
作品はコレです。もらってくれた麻生さん、ありがとう!


大きさはトースターをイメージして頂ければ良いかと思います。
ヒビも入らず、完璧ですwww しかしデカイ!

もう1つ作りました。
ヒビが入りましたが、これも100%圭也之と私で作りました。
手前の作品です。これは、大きめのお弁当箱をイメージして頂ければ良いかと思います。これもデカイ!

バーンロムサイの美和さんにもプレゼントしました。
形成は先生ですが、色は圭也之です。先生が作った形はやっぱり決まっていて、圭也之の色づけは大胆です。
写真を送って下さいました。

2ヶ月程日本に帰国していた麻生さんも一緒に工房へ。

その後大好きなタニン市場に行きました。

この市場のお総菜は本当に美味しくて
チェンマイの味と文化を感じられます。
最近ちょっと値段がジワジワと上がってます。
景気の良さが感じられます。

市場内の食堂でご飯を食べた後
定番のスイカジュース。

そして先日一週間程夫がチェンマイに滞在中
バーンロムサイの卒業生G君のコンピューターのレクチャー。
おばさん達(私も含め)真剣です。

なかなか勘が良いG君。
彼のやりたい事の手助けになりたいですね。


既に自立の道を見つけ進んでいるG君。
自分がやりたい事で収入を得られるように
頑張ろう!

そして今、ソムタムを用の器を制作中。
今回の圭也之の作業はなかなかの仕事をしたと思います。

しかし、サイン、思い切り。デカイ!

何も考えずにエィ!と彫る娘の生き様に嫉妬する Vol.4

圭也之の陶芸に対しての熱意を温度で表すと、ぬるま湯な感じです。

4/25に第二回目の作品に色づけ&釉薬を掛ける作業をしました。
前日夫がチェンマイ入りしましたので、写真を彼に撮ってもらいました。

こんな素晴らしい工房で作業させてもらっています。

圭也之はと言えば、今日も来ちゃった。
まぁ、でもちょっとやってみようかな。みたいな態度。
生意気です。

この日は、佐藤理さんの手作りのLSD-Tシャツを着てごきげんでした。

始まった。母は真剣です。

母は色んな事を質問する。圭也之、脱力が始まる。

色づけが始まった。圭也之はメガネをいじったり、集中力低くこんな感じ。

しかし突然やる気が出て来ました。

そうなんだ。
嬉しいんだ。
良かった。
しかしまた、、、、

嬉しかった直後に落ち込む。
理由はわからずですが、こんな時は放っておきます。

そしてまた、ルンルンで帰ります。
何となく私は彼女の気持ち、わかってます。

圭也之との日常はこんな感じです。

 

 

何も考えずにエィ!と彫る娘の生き様に嫉妬する Vol.3 + ソンクラン

通常ソンクラン(水掛祭り)は3日間なのですが、今年は5日間ありました。
私達はこのソンクランをとてもビビっておりました。
何故かというと、川のダーティーな水に氷を入れた物をバケツや水鉄砲で掛けられまくるという事が街中で行われているのです。
しかし、今年はこのソンクランを見直す事が出来ました。
陶芸と絡めて、「今年のソンクラン」を書いていこうと思います。

ソンクラン一日目の朝、素焼きが完成し、色付けと釉薬を掛けました。
友達はその後、水攻めを避ける為にHoshihana Villageにこの数日をゆったり過ごしに出掛けました。

圭也之と私は、ターぺー通りに面したN氏のご自宅に招かれて、ビショビショ覚悟でソンクランパレードを見に行きました。
その場所は、私も以前行ったことがあるギャラリーがあって
こんな展示の部屋もありました。

そしてパレードが始まりました。


バケツや水鉄砲で水をぶっかけるんではないんです。

彼はN氏の財団の従業員さんなんですが、手に持っている小さい器に、何かわからない乾燥したハーブみたいな物を入れて、深い祈りを捧げてます。
その後それを仏像めがけて掛けるんです。
すると、その入れ物に山車に居る人達がお返しの水を入れてくれます。
人には肩にチョロッと掛けて、「新年おめでとうございます」と言うのです。
そして掛けられた人も「新年おめでとうございます」と言って感謝するんです。

何十組ものグループが、それぞれの衣装と音楽で、水浸しになりながら練り歩き、中心のお寺目指して歩いて行きます。
いつも感じますが、パーカッションと掛け声の音、痺れますね。すごくカッコイイです。

2時間半ぐらいのパレードでしたが、本当に感動しました。

そして、たまに誰かが私の肩に水をかけてくれましたが
その日はとても暑く、あまり水を掛けてもらえなくて
自分で水を掛けてましたw
とても良い経験をさせてもらいました。

そしてソンクランの最終日、出来ました!

また明日、新作を作りに行くんです。
大丈夫か?

 

 

 

何も考えずにエィ!と彫る娘の生き様に嫉妬する Vol.2

この数日、この時期にはありえないほど涼しかったチェンマイ。
そんな週末、友達と一緒に陶芸を楽しみました。

友達は初めての陶芸で大皿に挑みました。
作った事無いけど、出来るだけ大きい物を作りたいという願望。
その気持ち、本当に良く解る。

先日たくさん作った小皿に色付けし、釉薬を掛け、それらを前にして何も無かったように、というか、あさっての方向を見ている圭也之。

圭也之も大皿にチャレンジ。なかなか良い感じの手応え。見守る友。

私はある物を作りたかったので、絵を描いて「こんな感じ」と先生に伝えたら、初心者の私には難しいプロセスだったのか、先生が全部作ってしまいました。
この自信溢れる笑顔。悔しい!
次回は己の力で作ってみせますとも!

制作が一段落したところで、アヌサーンスントーン聾学校内にあるカフェで休憩。
先生のマイマグカップ。可愛い!

制作が一段落したところで、先生とはお別れして友達の家にペンちゃんも連れて遊びに行くと、近所の犬のチョコ丸君が来ました。
消極的なペンちゃん♀より更に消極的なチョコ丸♂。

ペンちゃんは、人間のご飯の時に静かに自己主張し始めました。視線が熱い。ちょっと体重減らさないといけないんだけど、、、

でも、やっぱり

あげちゃう娘。