ハロウィンはバーンロムサイの子供達と一緒に

チェンマイのハロウィンは全く普段と変わりません。仮装もお祭り騒ぎも無し。友達の豆腐屋・牧野夫妻と以前からバーンロムサイの子供達と一緒にやりたいね☆と話していたクッキー作りの日程が、たまたまハロウィンに決まったので、”Halloween Cookie Workshop”を行いました。手順を教えるのは牧野夫人の恵子ちゃん。この5人でワークショップを進めていきました。

まずは恵子ちゃんが材料の分量やプロセスをみんなに見せていきます。

ココア、抹茶、キヌア、きな粉、カボチャの5種類の味を作りました。卵、バター、白砂糖は不使用です。入れる材料を説明していきます。みんな凄い集中してきました。それではみんなで作っていきましょう!

牧野夫妻のサポーターのビーちゃんも頑張ってます。

こね続ける傍ら、出来上がったタネを型抜き。

そしてこれこれ!私が大好きなバーンロムサイの子供達の姿。もっと小さい子達が集まると、オムツの塊みたいで本当に可愛いんです。

さぁ、オーブンに入れましょう!

オーブンは危ないので大人の仕事。なかなか年季の入ったオーブンなので、焼き時間も慎重に計ります。

焼き上がりのチェックの時、熱い鉄板を掴むのに渡されたのが、その辺にあった誰かの着なくなったスカート。

あともう少し!

焼き上がりました!

鉄板からバットに移して熱を冷まします。

そして食べる!あっという間に食べちゃいました。参加出来なかった子供達の分は、ちゃんと残しておきました。そうしないと全部食べちゃいますから。みんなのお母さん、名取美和さんも味見に来て下さいました。

子供達の中から、一人でも「将来クッキーを作る仕事をしたい!」と思ってくれる子が出てくると嬉しいなぁ。ぼんやりでもいいから、何となくでもいいから。

 

 

ペンちゃんとの距離縮まってからのスキンヘッズ

夫は先程チェンマイ空港から東京へ帰りました。この一ヶ月の滞在中は、新しい家族のペンちゃんとの距離を縮めるという事に日々努めていました。噛んだり、暴れたりはしないのですが、子犬から飼うのとは違い、シェルターから成犬で迎えると言う事は、ペンちゃんにもそれなりの辛い過去が有る訳で、夫に対しての警戒心を常に抱いていました。今も100%ではありませんがかなり心を許したと思います。

次のチェンマイ滞在では更にペンちゃんはお腹を見せて、グイグイと近くなることでしょう。

 

昨日は我が家の窓から見える「ワット・プラタートドーイステープ」に行ってきました。長い階段はけっこうな運動でした。階段の途中には可愛いけど客引きのお仕事をしているモン族のチビッコ達。

頂上に着くと大雨に降られ、雨が止むまでしばし休憩。

私の好みのファッショナブル仏像が多々あり、良い感じ。

何気に階段はきつかった。頑張った記念に思い切り観光写真。

そしてお寺から帰って直ぐに、圭也之にバリカンで剃ってもらいました。心なしか二人の顔つきが穏やか。

すっきり、さっぱり。

いつもチェンマイで剃って、東京に居る間は伸ばしっぱなしなので、次回のチェンマイもバリカンです。

 

 

 

 

 

 

CGと映像とぬかみそワークショップ

チェンマイで借りたこの場所の1階で、ずっとやりたいと思っていた事のまず一歩を歩み始めました。チェンマイ大学でアートを専攻している生徒さん達を招いて、夫の作品を見てもらって、CGや映像の手法を少しずつ説明していく場。内容は、まず初めにCM作品、これはディレクターという仕事はどのような事をするのか?絵コンテ等も見てもらい、進行状況を説明し、作品を観てもらいました。壁にプロジェクターで投影しています。

次にミュージックビデオ。制作の細かいプロセスやスタッフの方々の担当した部分を説明します。夫の日本語の説明を、私が英語で通訳し、細かくて説明できない部分をナット(バーンロムサイの卒業生で現在チェンマイ大学で彫刻を専攻中)がタイ語で通訳します。

最後に最近夫が作っているCGの作品を見てもらいました。笑いが潜んでいる物もあり、言葉は要りません。映像の力のみ。

携帯で出来る映像の作り方を説明。この時は通訳無しで、手元を見せています。知らない事を知る。みんなの目がキラキラ光っていました。

お友達の大橋さん、花岡さん、そして圭也之とペンちゃんも映像を観ました。

この日のカメラマン、麻生さんも興味津々でたまらず仲間に入りました。

そして最近よく使っている携帯用のジンバルを披露。3万円程する機材は学生の彼等にはとても高価で手が出ないけれど、こういう機材もあるというのもこの時知ったのです。夫は18日に日本に帰国するのですが、その前に教えて欲しい事があると本日連絡がありました。小さい事かも知れませんが、私達にとっては大きな一歩です。このワークショップ、続けて行こうと思います。

またもや、弁護士さんの作ってくれた愛の垂れ幕との記念写真。「以前のぬかみそワークショップの垂れ幕が大きすぎたので、小さくして欲しい」とお願いして、小さめの垂れ幕になりました。めでたし、めでたし。

続いて、本日のぬかみそワークショップのゲストは、バンコク在住の赤嶺さんと大分からいらっしゃった玉ちゃん。バーンロムサイのスタッフ、曜子さんの紹介です。

明日バンコクに移動して、バンコクでお仕事をされている赤嶺さんはそのままバンコク、玉ちゃんは夜の便で大分に向かいます。お二人の状況に合わせて続けられるぬかみそを作りました。どうか、続けられますように!

ワンコ大好きのお二人。何度もペンちゃんにチューをしていました。

 

知らないおじさんは優しくて信用できそうだ。

夫とペンちゃんの距離は日々縮まっています。抱っこされると足を突っ張って、目を合わせるのを避けていたペンちゃんでした。暴れたり逃げたりはしませんが、しっかり気持ちを主張しています。

シェルターの職員さんが、施設から我が家に来て環境が変わった事に気がつくのに2日間、環境の変化を受け入れるのに2週間、全てを受け入れて自分らしさが出せるようになるのに2ヶ月かかると言われました。ペンちゃんが来て1ヶ月程で知らないおじさんは来た訳です。しかし、この2.3日で自分から近寄って行ったり、抱っこの時に目を合わせるようになってきました。ペンちゃんの心も夫の髪型も変化しております。帰国時にはいつものスキンヘッドになる予定です。

バーンロムサイに行くと看板猫のタラコちゃんが熟睡。ホッとします。

この日のプールサイドには、花の絨毯が出来ていました。綺麗!

今回の夫のチェンマイ滞在では、映像作品の為にお寺に行き始めました。

やっと生活が落ち着き、外に目が向き始めた我が家のチェンマイ生活です。

しかし、難解なシンボルが多すぎます。

 

 

1ヶ月半遅れの誕生日会とペンちゃんと夫の関係性

18日の月曜日、4ヶ月ぶりに夫がチェンマイ入りしました。そして我が家にはペンちゃんというワンコが先住的ポジションに居るわけで、空港に夫を迎えに行って、自宅に着くまでのワクワク感はハンパなかったです。自宅に着いて夫が「ペンちゃん、初めまして」と言うと、ウーと唸り、ちょっと吠えました。そして一週間経った今でも、「この人は何なんだ」感はグイグイ来てます。なので、毎日抱っこタイムを設けている我が家です。

そして昨日の日曜日、8月9日の圭也之の誕生日が家族3人揃って祝えなかったので、仲良し達と一緒に美味しい晩御飯とお酒でお祝いをしました。その仲良し達は、ペンちゃんの里親になる時のサポートをしてくれた仲間。思い切り飲んで、酔っ払ってペンちゃんをいじりました。とっても楽しい夜でした。

圭也之とペンちゃんの距離はどんどん縮まっていて、外出の時の車ではこんな感じ。今の状況を私から説明すると、ペンちゃんと圭也之とはもう大丈夫だけど、夫とはまだ大丈夫じゃない感じです。残り3週間の滞在で、ペンちゃんからする夫のポジションはどこまで縮まるのか!これは野性に任せましょう。

そして本日はプール。天気も空気も最高でした。幸せ。

 

ナンプレ村の友達とハンドンのほうき

犬のシェルターで里親したいと決めた時から、ずっとサポートしてくれいていた麻生さん。一緒にシェルターに行って、相性の良い子の相談もして、ペンを引き取る日も一緒でした。
プールに入っている間、ナンプレ村にある麻生さん宅にペンを預かってもらいました。すっかり甘えているペン。私も麻生さんにはすっかり甘えています。

人間も動物も、愛されてると実感する事はとても大事だと思います。

地味に続く糠味噌ワークショプ。
1名~4名の人数で行っているのですが、少人数制はとても楽しいです。
先日は、ご実家では糠味噌をやっていなかったという年代の若い二人。
ナンプレ村からバイクで来ました。たくましいです。
彼女達とはすでに知り合いなので、糠味噌以外の話でも笑いが一杯でした。
昨晩、「ぬか漬けの美味しさに感動中です!」とLINEをもらいました。嬉しいです。

今回は、皆さんシャイなので、敢えて顔が全員中途半端な写りの写真ですw

ナンプレ村の近くにハンドンというエリアがあって、そこは籐製品のお店が何軒かあります。昨日、麻生さんの家に行く前に、ほうきが欲しかったので何軒か覗いて、気に入ったのがあったのですが、ちょっと大きいなぁと思って、「もう少し小さいのありますか?2本欲しいのです」と言うと、おじさんはいきなりハサミでカットしました。ちゃんと扇型に整えることも忘れません。私は思わず「スゴイ!」と拍手してしまいました。すると2本めもジョキジョキ切って、、、何と1つ25バーツ。80円位。

 

何ともチェンマイらしい買い物でした。

 

糠味噌ワークショップとペンちゃん

昨日はチェンマイに長く住んでいらっしゃる方々のグループでぬかみそワークショップ。日本ではぬかづけを家で食べていたし、作っていた方もいらっしゃいました。でも、チェンマイでは出来ないと、皆さん諦めていました。懐かしい味を作ります。

チェンライの糠で、全てチェンマイで調達出来る材料で出来る糠味噌作り。
続けて行ける安心感。これはとっても大事です。
ワークショップはもう、笑いで一杯。楽しかったです。

 

一番美味しく出来るのは、調味料は目分量なんですが、慣れる迄は無理かなぁと思い、数字で分量をお伝えしてます。皆さん真剣にメモを取ったりしてくださいます。

そしてペンちゃんは、ワークショップの間、自分の場所で爆睡していて、終わった後お披露目をしたのですが、トボトボ歩いて出てきて、特に騒ぐでも飛びつくでも無し。

ペンちゃんとチェンマイでの生活は共存出来るって確信を持った日でもあります。

君たちは何を考えているのかい?

ワンコの里親になりました。


どんなワンコに出会っても、名前は圭也之の好きな「嵐」にしようと思ってました。施設ではChampaignというお洒落な名前で呼ばれていました。しかし「嵐」的な全く強い感じが無い。初めて会った時、尻尾にペンキが付いていました。Champaignの語尾のペーンとペンキのペン。ペンちゃんにすると圭也之が決めました。

ペンと我が家の初めての朝を迎えました。ワンコを飼うと、こんなにワンコの香が家中に充満するんだぁ~!何か懐かしい香!と思って下に降りていくと、、、、お腹を壊したペンの色んな場所にした、たくさんのベン。その横にちょこんと座っているペン。
汗だくで掃除をして、取り敢えずご飯。でも全く食べない。
歩いて直ぐに動物病院があるので、あさイチで連れていきました。

ぬかみそ仲間のTちゃんが、長年日本で動物病院に勤務されていたので、昨日も今日も、色々サポートしてくれて、本当に助かってます。
日中はグッタリしていたペンも、晩御飯も食べて段々良好に向かっています。

以前飼っていたゴールデンレトリバーの麦の青春時代は凄かった。破壊力が半端無い感じでした。深夜の仕事を終えて朝方家に帰ると、壁に大きな穴が掘ってあり、床のパンチカーペットが剥がされて、断熱材が散乱していました。そしてちょこんと座っていたのです。怒りを飛び越え、取り敢えず寝たのを覚えてます。

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そういう時、君たちは何を考えているのかい?と思い、妄想します。
わかるようでわからない。
それがとても面倒で楽しいです。

 

選択と洗濯

ぬかみそワークショップに参加してくださった方々が、足し糠をしたり、糠のメンテナンスをし始めました。先日は2名の女の子が14時に足しぬかとメンテナンスをして、その後我が家で鍋を囲みワイワイやって、21時頃に解散。私の脳裏には、冷蔵庫に入れてなかったぬかみそが発酵してるだろうなぁ〜とぼんやり思ってましたが、彼女達が帰宅すると直ぐに「ぬかみそが発酵してパンパンです!」とメッセージ。その日は比較的涼しかったのですが、6時間弱でこの発酵はチェンマイならではです。素晴しいです。私のLINEやメッセージにはぬかみそやぬか漬の写真が一杯で、色んな情報交換も出来て楽しいです。

この写真もメッセージで送って頂きました。ナイス!

そしてワンコのアダプションに向けて、シェルターに通ってます。チェンマイで仲良くしているお友達の中に、以前ゴールデンレトリバーを飼っていた友達が偶然2人居て、我が家の麦は7年前に亡くなり、さるまる君、きっちゃん、の2匹もみんな今は天国。先日はそのお友達2人も一緒にシェルターに行きました。圭也之の友達になれそうな子を探しているので、選択をする事の難しさも理解してくれています。こういう意味も理解してくれている友達のサポートはとても心強いです。

タニアちゃんは中型犬ですが、スゴイ筋肉質で、タイの犬って感じ。

Champaignちゃんです。3歳ぐらい。飼育放棄の家からレスキューされたそうです。尻尾にペンキが付いていましたw

今の時期は雨が多いし、今年は朝から降っていたり雨ばかり。タイミングを見計らってプールにも通ってます。

湿気が少なめの日の午前中は洗濯に没頭してます。

 

今考え、動いている事があるのです。

ぬかみそワークショップは地味ですが続いています。今日もとても楽しかったのです。同じ作業をするにしても、性格が出て、本当に良い時間が訪れます。マンツーマンだったり、少人数だったりするのもいい感じです。たまに圭也之も覗きに来てますが、だんだんと彼女の分担も与えて、もっと一緒にやっていく感じにしたい所ではあります。頑張ります。

そして、最近我が家では、ワンコをシエルターから養子縁組しようと動いています。何匹か面接しまして、今、イチオシのタニアちゃんです。2歳の女の子です。

シェルターで犬を見つけたいと思って、♂でも♀でも、娘の大好きな「嵐」という名前を付けようと決めていました。でも、犬は、前にタニアって呼ばれていたら、次の名前が自分の名前を認識するまでに1ヶ月、又はずっと解らないらしいんです。

タニアと言う名前は、私がNYで働いていた所のボスの娘ちゃんの名前で、、、もう、タニアで良いかなぁ?近々ボスに聞いてみます。この子のお母さんは同じ真っ黒犬で豆腐っていう名前です。

また明日、タニアに会いに行くんです。行く前はいつもドキドキしちゃいます。