嵐の点描画

アヌンサーンスントーン聾学校では、生徒さん達が陶芸作品を作っている間、娘の圭也之は点描画をクレヨンやクレパスで描いています。
題材は大好きな嵐。
見本にする写真からデッサンを私が描いて、その写真を見ながら圭也之が点描をしていきます。
第一作はこんな感じで進んで行きました。


そして問題の④
何が問題かというと、圭也之以外の人が手を加えすぎて、嵐のメンバーがみんなポッチャリしてしまって、何だか田舎のロックグループみたいになってしまいました。

気を取り直して、新作に取り組みます。

そして、本日からの新作。
また嵐です。
デッサンは私ですが、点描画は圭也之が全て描く方向で。
親バカですみませんが、良い感じです。

私も新作を描いています。
もちろん嵐が題材で。
既にヤンキー風になる予感がしますが、何とか仕上げます。コレが大事。

授業中は点描画と生徒さん達の陶芸制作の間を行ったり来たりしています。
先生のサポートも少しですが出来てきました。
生徒さん達ともだんだんと言葉では無くて、心が通じ合い始めて来ています。
今日の風景。とっても楽しい時間。

今作っている作品。
完成が楽しみです。

アヌサーンスントーン聾学校に通ってしまう魅力

週に数回は通っている聾学校。
ボランティアをしつつ、陶芸と点描画を圭也之と一緒に学んでいます。
高石先生という日本人の先生の授業です。

生徒のみんなが手話で言っているタイ語は
感覚的に理解出来るようになってきました。
私は日本語と英語とほんの少しのタイ語をイメージして
独自に身体と唇で表現すると
だいたい解ってくれる。
それでも、単純な言葉のやり取りです。

先日、初めて会った高学年の男の子が、日本の国旗を書いて私に見せて
(タイ語で日本の事を「イップン」と言うのですが)
何度もチャレンジするも、ちゃんと発音できてなくて
お互いの喉を触りながら練習したら、発音出来るようになりました。
初対面の、しかも思春期の男子と喉を触り合う事など
今までありませんから
頑張りましたwww

細かい表現には、タイ語が読める子にGoogle翻訳を使って携帯を見せる。タイ語が読める子が手話で伝えてくれます。
タイ語が読めない子も多いのが現実。
すると伝言ゲームみたいに伝え合ってくれて
みんな何となく解り合えてる瞬間が来ます。

圭也之にも良い距離間で程度に近づいてくる。
そして触れ合う。
何故なら、聞こえないから
振り向いて欲しい時、相手に触らないと通じないから。

授業中はとっても静か。誰も喋らないから。

本当に良い場所に導いてもらえたと思ってます。

初めてタイのネットショッピングを使ってみました。

ずっと欲しかったホットプレート。
色んな店を見て回りましたが、何処も同じ様な、日本では考えられないデザインのものばかり。
日本は100v、タイは220v、変圧器を使ってまで日本の家電を使うのは
以前日本から持って来た調理家電が変圧器と共にぶっ飛んだ経験もあり控えたいと思ってました。
そこで、タイのネットショップを使ってみました。

おっ!そこそこ良い感じのありました。プレートが表はギザギザ焼き肉用と裏はフラット焼きそばやお好み焼き用の2in 1。
ポチッとオーダーしました。

そして来ました。

違う物。
これ、一番欲しくなかった、焼き部分のプレートが焼き肉専用の物で焼きそばとかお好み焼きが出来ないタイプ。
なんでコレが来たのか、、、

速攻返品。手続は簡単でした。
ネットで返品の手続をすると番号が来て、その番号と商品を持って、セブンイレブンや郵便局で返品の手続完了です。

結局本日、デザインよりも焼きそば、お好み焼き、焼き肉等が作りやすいホットプレートを買いました。

何故そんなにホットプレートが欲しかったかというと
圭也之がお料理できる機材だったからです。

今日は圭也之が焼きそばを作りました。

 

軽く遊ぶつもりが真剣に、、、、

アヌサーンスントーン聾学校はこの数ヶ月、圭也之と私が陶芸を楽しみに通っている場所です。初めて行った時は夏休みの最初の日で、全寮制のこの学校の生徒が自宅へ戻る日で、生徒さん達が校内に沢山いました。
ダウン症、自閉症の子も居て
教室には生徒達の作品が並び
その雰囲気が娘の小、中、高と通った日本の特別支援学校にとても似ていて
何とも懐かしく、居心地が良い場所と感じたのです。

生徒達が居ない夏休み、陶芸を教えている高石先生の元、基礎から簡単な物を作る事を教えて頂きました。猛暑の中、週2.3回は通っていて、その後バーンロムサイのプールに入りに行くという何とも贅沢な日々を続けていました。

作品創りに没頭していると、ある活動を思いつきました。
それを高石先生と私の考えをまとめて
これから展開していくことになりました。
先生の息子さんの祐太朗君や彼のお友達
アヌサーンスントーン聾学校もバックアップ体制で臨んでいきます。

今まで殆ど自分1人で活動をしていたので
少し視野が広がった感じがしています。
今は準備段階で
形になるのは7月末です。

良い風が吹きますように!

陶芸・市場・財団の活動

蚊取り線香の香炉作り。
初めて先生の手を借りずに、一から圭也之と作り
それを友達の麻生さんにプレゼントするという事をしました。
作品はコレです。もらってくれた麻生さん、ありがとう!


大きさはトースターをイメージして頂ければ良いかと思います。
ヒビも入らず、完璧ですwww しかしデカイ!

もう1つ作りました。
ヒビが入りましたが、これも100%圭也之と私で作りました。
手前の作品です。これは、大きめのお弁当箱をイメージして頂ければ良いかと思います。これもデカイ!

バーンロムサイの美和さんにもプレゼントしました。
形成は先生ですが、色は圭也之です。先生が作った形はやっぱり決まっていて、圭也之の色づけは大胆です。
写真を送って下さいました。

2ヶ月程日本に帰国していた麻生さんも一緒に工房へ。

その後大好きなタニン市場に行きました。

この市場のお総菜は本当に美味しくて
チェンマイの味と文化を感じられます。
最近ちょっと値段がジワジワと上がってます。
景気の良さが感じられます。

市場内の食堂でご飯を食べた後
定番のスイカジュース。

そして先日一週間程夫がチェンマイに滞在中
バーンロムサイの卒業生G君のコンピューターのレクチャー。
おばさん達(私も含め)真剣です。

なかなか勘が良いG君。
彼のやりたい事の手助けになりたいですね。


既に自立の道を見つけ進んでいるG君。
自分がやりたい事で収入を得られるように
頑張ろう!

そして今、ソムタムを用の器を制作中。
今回の圭也之の作業はなかなかの仕事をしたと思います。

しかし、サイン、思い切り。デカイ!

何も考えずにエィ!と彫る娘の生き様に嫉妬する Vol.4

圭也之の陶芸に対しての熱意を温度で表すと、ぬるま湯な感じです。

4/25に第二回目の作品に色づけ&釉薬を掛ける作業をしました。
前日夫がチェンマイ入りしましたので、写真を彼に撮ってもらいました。

こんな素晴らしい工房で作業させてもらっています。

圭也之はと言えば、今日も来ちゃった。
まぁ、でもちょっとやってみようかな。みたいな態度。
生意気です。

この日は、佐藤理さんの手作りのLSD-Tシャツを着てごきげんでした。

始まった。母は真剣です。

母は色んな事を質問する。圭也之、脱力が始まる。

色づけが始まった。圭也之はメガネをいじったり、集中力低くこんな感じ。

しかし突然やる気が出て来ました。

そうなんだ。
嬉しいんだ。
良かった。
しかしまた、、、、

嬉しかった直後に落ち込む。
理由はわからずですが、こんな時は放っておきます。

そしてまた、ルンルンで帰ります。
何となく私は彼女の気持ち、わかってます。

圭也之との日常はこんな感じです。

 

 

何も考えずにエィ!と彫る娘の生き様に嫉妬する Vol.3 + ソンクラン

通常ソンクラン(水掛祭り)は3日間なのですが、今年は5日間ありました。
私達はこのソンクランをとてもビビっておりました。
何故かというと、川のダーティーな水に氷を入れた物をバケツや水鉄砲で掛けられまくるという事が街中で行われているのです。
しかし、今年はこのソンクランを見直す事が出来ました。
陶芸と絡めて、「今年のソンクラン」を書いていこうと思います。

ソンクラン一日目の朝、素焼きが完成し、色付けと釉薬を掛けました。
友達はその後、水攻めを避ける為にHoshihana Villageにこの数日をゆったり過ごしに出掛けました。

圭也之と私は、ターぺー通りに面したN氏のご自宅に招かれて、ビショビショ覚悟でソンクランパレードを見に行きました。
その場所は、私も以前行ったことがあるギャラリーがあって
こんな展示の部屋もありました。

そしてパレードが始まりました。


バケツや水鉄砲で水をぶっかけるんではないんです。

彼はN氏の財団の従業員さんなんですが、手に持っている小さい器に、何かわからない乾燥したハーブみたいな物を入れて、深い祈りを捧げてます。
その後それを仏像めがけて掛けるんです。
すると、その入れ物に山車に居る人達がお返しの水を入れてくれます。
人には肩にチョロッと掛けて、「新年おめでとうございます」と言うのです。
そして掛けられた人も「新年おめでとうございます」と言って感謝するんです。

何十組ものグループが、それぞれの衣装と音楽で、水浸しになりながら練り歩き、中心のお寺目指して歩いて行きます。
いつも感じますが、パーカッションと掛け声の音、痺れますね。すごくカッコイイです。

2時間半ぐらいのパレードでしたが、本当に感動しました。

そして、たまに誰かが私の肩に水をかけてくれましたが
その日はとても暑く、あまり水を掛けてもらえなくて
自分で水を掛けてましたw
とても良い経験をさせてもらいました。

そしてソンクランの最終日、出来ました!

また明日、新作を作りに行くんです。
大丈夫か?

 

 

 

何も考えずにエィ!と彫る娘の生き様に嫉妬する Vol.2

この数日、この時期にはありえないほど涼しかったチェンマイ。
そんな週末、友達と一緒に陶芸を楽しみました。

友達は初めての陶芸で大皿に挑みました。
作った事無いけど、出来るだけ大きい物を作りたいという願望。
その気持ち、本当に良く解る。

先日たくさん作った小皿に色付けし、釉薬を掛け、それらを前にして何も無かったように、というか、あさっての方向を見ている圭也之。

圭也之も大皿にチャレンジ。なかなか良い感じの手応え。見守る友。

私はある物を作りたかったので、絵を描いて「こんな感じ」と先生に伝えたら、初心者の私には難しいプロセスだったのか、先生が全部作ってしまいました。
この自信溢れる笑顔。悔しい!
次回は己の力で作ってみせますとも!

制作が一段落したところで、アヌサーンスントーン聾学校内にあるカフェで休憩。
先生のマイマグカップ。可愛い!

制作が一段落したところで、先生とはお別れして友達の家にペンちゃんも連れて遊びに行くと、近所の犬のチョコ丸君が来ました。
消極的なペンちゃん♀より更に消極的なチョコ丸♂。

ペンちゃんは、人間のご飯の時に静かに自己主張し始めました。視線が熱い。ちょっと体重減らさないといけないんだけど、、、

でも、やっぱり

あげちゃう娘。

 

何も考えずにエィ!と彫る娘の生き様に嫉妬する Vol.1

チェンマイのアヌサーンスントーン聾学校で陶芸を教えていらっしゃる高石先生に
「学校が夏休みだから、粘土遊びをしにきませんか?」と誘って頂きました。
始めました。
陶芸。
まずは基本を教えて頂きました。
知らない事ばかりで、「先生、コレ何?」という質問ばかりしています。
小皿作りから始めていますが、釜入れを一気にするので、20個も作ったんです!
作った事は無いけれど、和菓子を作るってこんな感じなのかしら?とか思いました。

型にはめた粘土が乾く前に、柄を付ける為に彫るのですが
圭也之は一気にガーッと彫り始めました。
すると高石先生、「良いね。これが凄いんだよね。こうなりたいよね」と。

ダウン症の圭也之の独特で、素晴らしい感性をわかっている人に出会えました。

圭也之が思い切り彫るので
粘土の底まで削っちゃって、穴がポコッと空いてしまい
先生に穴を塞いでもらいました。


私はというと、、、不器用な上にセンスゼロ。
先生の見ていないところでチョコチョコと小細工をしてまして、、、、
見つかっちゃって、ダメ出しされましたw
そして、「先生、直して下さい」とお願いしてます。


圭也之が彫った柄にちょっと細工を加えてくれています。
ほんの一手間で一気に雰囲気が変わるのです。

次に作りたい物があり、先生に伝えてあります。
さあ、どうなる事やら!
制作工程の続きはブログに書いていきます。

そして真っ白・煙害・チェンマイ。
昨晩はちょっと雨が降り、昨日よりはドイステープのお寺が見えるかなぁ。
外出も躊躇するレベルであります。日中の気温は高いけど、朝晩の気温が今年は低い感じがします。

Hoshihana Villageのプールにも週に1.2回通っています。
今は水温が最高です。

沢山猫が居る中で、かなりフレンドリーなズーちゃんがペンちゃんに近寄ってきました。写っていませんが、スタッフの皆さんとワイワイしたひととき。

ペンちゃんはけっこうワイルドな風貌なんです。

 

 

カゴ

カゴが大好きで、収納が趣味で、徐々に増えたカゴグッズ。
バリ島・タイ・日本(麻布十番商店街)・バリ島のカゴにイタリアのデザインを加えた物。
だいたいこのような場所から私の所に集まって来た物たちです。

まずはバリ島の物。左の円筒形の物はおそらくお弁当箱。裁縫道具を入れています。真ん中の四角い入れ物にはミシンが入っています。右は水着とかの水泳用具入れ。バリ島のカゴは細かい編み目で、密度が高いです。

これらは東京のカッシーナで購入しました。たぶんバリ島のカゴにクロスとかのグラフィックを付けたのではないか?と思われます。
とっても可愛くて、大切に使っています。

これらのカゴ達は麻布十番商店街にて購入。DVD やCDを入れています。日本のカゴはしっかりしています。キッチリ四角の形が収納好きにはたまりません。ピタッと収まる感じ。

リビングのテーブルはチェンマイの物です。竹で編んでいます。

キッチンの収納には日本の竹カゴお弁当箱がピッタリ。調味料が入っています。チェンマイの収納グッズもなかなか良い物が見つかり便利。

スリッパの入れ物はチェンマイで購入。ビンテージのカゴです。4千円位です。本体と蓋の繋ぎ目が壊れていて、ディスカウントしてもらいました。日本で買ったら、高いでしょうね。

お客様用の履き物を入れてます。

自分用ビーサンもこんな感じ。

もっと沢山カゴ製品は有るんですが、そんなに楽しい画像ではないので、この辺りで、、、。