始めに目の前にしたのは、割れた壺でした。
これにアクリル絵の具で思いっきり描こうと高石先生が言うと
何の迷いも無く一気に全色使って彩りました。
私はこれを見たとき、親バカと言われるかも知れませんが、凄いと思ったし、良いと思ったんです。娘が能動的に表現していると感じ、嬉しかったです。
裏はブルーの魚。まだ魚のモチーフを引きずってしまったのかもしれません。
笑っている魚です。
そして陶芸室に埃をかぶって置き去りにされていた顔。
一つ目は大きな筆で大胆に塗りました。
2つめは点描で描き始めました。
怖くならないように、先生に時々色の感じを聞きながら制作を進めました。
もちろん、娘は先生に直接聞くような事はしないし、出来ないので、母親の私が聞いて、怖くなりそうな色をパレットに出さないようにするのです。
続く。