何も考えずにエィ!と彫る娘の生き様に嫉妬する Vol.3 + ソンクラン

通常ソンクラン(水掛祭り)は3日間なのですが、今年は5日間ありました。
私達はこのソンクランをとてもビビっておりました。
何故かというと、川のダーティーな水に氷を入れた物をバケツや水鉄砲で掛けられまくるという事が街中で行われているのです。
しかし、今年はこのソンクランを見直す事が出来ました。
陶芸と絡めて、「今年のソンクラン」を書いていこうと思います。

ソンクラン一日目の朝、素焼きが完成し、色付けと釉薬を掛けました。
友達はその後、水攻めを避ける為にHoshihana Villageにこの数日をゆったり過ごしに出掛けました。

圭也之と私は、ターぺー通りに面したN氏のご自宅に招かれて、ビショビショ覚悟でソンクランパレードを見に行きました。
その場所は、私も以前行ったことがあるギャラリーがあって
こんな展示の部屋もありました。

そしてパレードが始まりました。


バケツや水鉄砲で水をぶっかけるんではないんです。

彼はN氏の財団の従業員さんなんですが、手に持っている小さい器に、何かわからない乾燥したハーブみたいな物を入れて、深い祈りを捧げてます。
その後それを仏像めがけて掛けるんです。
すると、その入れ物に山車に居る人達がお返しの水を入れてくれます。
人には肩にチョロッと掛けて、「新年おめでとうございます」と言うのです。
そして掛けられた人も「新年おめでとうございます」と言って感謝するんです。

何十組ものグループが、それぞれの衣装と音楽で、水浸しになりながら練り歩き、中心のお寺目指して歩いて行きます。
いつも感じますが、パーカッションと掛け声の音、痺れますね。すごくカッコイイです。

2時間半ぐらいのパレードでしたが、本当に感動しました。

そして、たまに誰かが私の肩に水をかけてくれましたが
その日はとても暑く、あまり水を掛けてもらえなくて
自分で水を掛けてましたw
とても良い経験をさせてもらいました。

そしてソンクランの最終日、出来ました!

また明日、新作を作りに行くんです。
大丈夫か?