ペンちゃんとの距離縮まってからのスキンヘッズ

夫は先程チェンマイ空港から東京へ帰りました。この一ヶ月の滞在中は、新しい家族のペンちゃんとの距離を縮めるという事に日々努めていました。噛んだり、暴れたりはしないのですが、子犬から飼うのとは違い、シェルターから成犬で迎えると言う事は、ペンちゃんにもそれなりの辛い過去が有る訳で、夫に対しての警戒心を常に抱いていました。今も100%ではありませんがかなり心を許したと思います。

次のチェンマイ滞在では更にペンちゃんはお腹を見せて、グイグイと近くなることでしょう。

 

昨日は我が家の窓から見える「ワット・プラタートドーイステープ」に行ってきました。長い階段はけっこうな運動でした。階段の途中には可愛いけど客引きのお仕事をしているモン族のチビッコ達。

頂上に着くと大雨に降られ、雨が止むまでしばし休憩。

私の好みのファッショナブル仏像が多々あり、良い感じ。

何気に階段はきつかった。頑張った記念に思い切り観光写真。

そしてお寺から帰って直ぐに、圭也之にバリカンで剃ってもらいました。心なしか二人の顔つきが穏やか。

すっきり、さっぱり。

いつもチェンマイで剃って、東京に居る間は伸ばしっぱなしなので、次回のチェンマイもバリカンです。

 

 

 

 

 

 

CGと映像とぬかみそワークショップ

チェンマイで借りたこの場所の1階で、ずっとやりたいと思っていた事のまず一歩を歩み始めました。チェンマイ大学でアートを専攻している生徒さん達を招いて、夫の作品を見てもらって、CGや映像の手法を少しずつ説明していく場。内容は、まず初めにCM作品、これはディレクターという仕事はどのような事をするのか?絵コンテ等も見てもらい、進行状況を説明し、作品を観てもらいました。壁にプロジェクターで投影しています。

次にミュージックビデオ。制作の細かいプロセスやスタッフの方々の担当した部分を説明します。夫の日本語の説明を、私が英語で通訳し、細かくて説明できない部分をナット(バーンロムサイの卒業生で現在チェンマイ大学で彫刻を専攻中)がタイ語で通訳します。

最後に最近夫が作っているCGの作品を見てもらいました。笑いが潜んでいる物もあり、言葉は要りません。映像の力のみ。

携帯で出来る映像の作り方を説明。この時は通訳無しで、手元を見せています。知らない事を知る。みんなの目がキラキラ光っていました。

お友達の大橋さん、花岡さん、そして圭也之とペンちゃんも映像を観ました。

この日のカメラマン、麻生さんも興味津々でたまらず仲間に入りました。

そして最近よく使っている携帯用のジンバルを披露。3万円程する機材は学生の彼等にはとても高価で手が出ないけれど、こういう機材もあるというのもこの時知ったのです。夫は18日に日本に帰国するのですが、その前に教えて欲しい事があると本日連絡がありました。小さい事かも知れませんが、私達にとっては大きな一歩です。このワークショップ、続けて行こうと思います。

またもや、弁護士さんの作ってくれた愛の垂れ幕との記念写真。「以前のぬかみそワークショップの垂れ幕が大きすぎたので、小さくして欲しい」とお願いして、小さめの垂れ幕になりました。めでたし、めでたし。

続いて、本日のぬかみそワークショップのゲストは、バンコク在住の赤嶺さんと大分からいらっしゃった玉ちゃん。バーンロムサイのスタッフ、曜子さんの紹介です。

明日バンコクに移動して、バンコクでお仕事をされている赤嶺さんはそのままバンコク、玉ちゃんは夜の便で大分に向かいます。お二人の状況に合わせて続けられるぬかみそを作りました。どうか、続けられますように!

ワンコ大好きのお二人。何度もペンちゃんにチューをしていました。

 

知らないおじさんは優しくて信用できそうだ。

夫とペンちゃんの距離は日々縮まっています。抱っこされると足を突っ張って、目を合わせるのを避けていたペンちゃんでした。暴れたり逃げたりはしませんが、しっかり気持ちを主張しています。

シェルターの職員さんが、施設から我が家に来て環境が変わった事に気がつくのに2日間、環境の変化を受け入れるのに2週間、全てを受け入れて自分らしさが出せるようになるのに2ヶ月かかると言われました。ペンちゃんが来て1ヶ月程で知らないおじさんは来た訳です。しかし、この2.3日で自分から近寄って行ったり、抱っこの時に目を合わせるようになってきました。ペンちゃんの心も夫の髪型も変化しております。帰国時にはいつものスキンヘッドになる予定です。

バーンロムサイに行くと看板猫のタラコちゃんが熟睡。ホッとします。

この日のプールサイドには、花の絨毯が出来ていました。綺麗!

今回の夫のチェンマイ滞在では、映像作品の為にお寺に行き始めました。

やっと生活が落ち着き、外に目が向き始めた我が家のチェンマイ生活です。

しかし、難解なシンボルが多すぎます。